世の中、偶然ってことは結構あると思いつつも、
ちょっと神がかり的な時ってあるよな。

今朝は原チャリで通勤しようと思ったんですが、雨上がりだった
んで路面コンディションはWET。
DRYコンディションなら、いつもMICHELINのスリックタイヤを
履いてるんですが、やむなくGOODYEARのWET用パターンの
物にタイヤ履き替えて出発。

分かる人は分かる長田の交差点手前直線で、前方の車が
急減速。
「Wooops！」と思い前輪ブレーキをかけると、ヤバイ、かけすぎ
でロックした。グリップを失う前輪。
そのままバランスを崩して、右斜め前方へ投げ出されそうに
なった所を、我が愛しのライトレッグで地球蹴り。
その必殺の一撃でなんとか体勢もちなおした。
さすがREGALの靴。一流の男と一流品が出会ってこその技が
炸裂した瞬間だった。

かーなり心臓バクバクした状態で、あのまま放り出されてたら
後続ダンプカーのダブルタイヤに頭蓋骨挟まれてたかもな、
と想像。お～怖～

数分後、柳筋前の信号で止まってると、横の赤帽軽トラの窓が開き、
中からおっちゃんが話しかけてきた。
おっちゃん「どないや？走ってたらまだ寒いか？」
オレ「今日はそうでもないですわ」
おっちゃん「こんな雨の日は車が撥ねる水シブキで、服がワヤ
になってまうやろ？」
オレ「ほんまにね」
おっちゃん「地面も滑りやすいし、事故だけ気つけて走りや～」
オレ「あ、ありがとう。ど、どうも。」

おっちゃん、見てたんかなぁ。オレの地球蹴り・・・
それならそうと言ってくれればいいんやけど。
状況からして多分見てないんやけど、もし見てないならえらい偶然や。
だいたい話かけてくるケースなんて、通勤時間には滅多にない。
モメごとを除いては。

こういう偶然のシンクロを扱った本を高校の時に読んで以来、
何かあるたびに「シンクロニシティやな」と一人ほくそえんで
いる。

こないだは、甥っ子が破った障子を張り替え始めたら、
テレビの番組の中で、ふすまの張り替えが始まった。
障子とふすまは違うけど、この時も独りでニヤリとした◆◇◆