具日記

2005-04-07

女は変わった。男はどうだ?

さて、「女はみんな生きている」。
どんな原題なのかな?と思ったら「CHAOS」だとさ。
うん、「CHAOS」だと日本じゃ客の入りは見込めない。

なんかあまり期待してなかったんだけど、言っとくがこの映画の
テンポ良さは凄かったぞ。でもお話の継ぎ目に無理が無い。
冒頭はイキナリな感じがしたんやけど、余分な物が無いだけ
でした。
テンポが良かった証拠に、DVDの特典映像(メイキング)では
3分で寝てしまってた。

えらいテンポのいい映画だったな・・・と思いながらエンドロール
をみてると、St. Germainの曲がふんだんに使用されていた。
アルバムは持ってないので、鑑賞中に「あっ、この曲」とは
ならなかったけど、この人の曲がテンポ良さの一役を担って
いたのは間違いなさそうだ。

お話の中で、共感出来る場面が1つあったので、それを
書いてみると、

主人公エレーヌは、娼婦ノエミから、金のために体を使って
男を騙して生きてきた過去を説明されたあと、ノエミに
「あなた、愛は理解出来る?」と聞く。
これに対してノエミは「SEXのこと?」と返すのだが、
そう言ったノエミは自分の妹に対し、自分と同じようなつらい
人生を味わわせないよう、作戦を練り、懸命に動きまわる。

という場面。ノエミがちゃんと理解出来てることを、物や言葉で
はない、行動で表現しているところがドラマとして正攻法だけど
好き。

以上!◆◇◆

posted at 13:05:59 on 2005-04-07 by aseda - Category: 具日記

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