具日記
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2005-04-12
晩餐
さてさて、「Irreversible」(邦題:アレックス。また全然ちゃうよな)
みたよー。若狭おすすめ。
1、2年前に若狭からおすすめされた時は、「ジュリアン」と
間違って「クロエ・セヴィニーが出てるやつ?」って聞いたのを
覚えてる。
それくらいノーマークにしてた。恥。
ホンマきのう観るまで何の予備知識もなくって、
せいぜい性描写が多い(R-18ですと)くらいの知識で、期待も
全くせずに(若狭sorry)観はじめた。
この映画、監督の好みで最初にエンドロールが流れるんやけど、
なんやエライカッコええなぁ、と思ってたら、次にキャストと
タイトルが効果音に合わせてドン・ドン・ドンと映し出される。
その時点で、あれ?「カルネ」か?ってなった。
「うん、間違いない、これ、カルネと同じ監督やな」
ってね。10年以上前の記憶がちゃんと残ってた。自画自賛。
ってことは「カルネ」の続編か?と思って観てたら、案の定
肉屋の親父(フィリップ・ナオン)が太鼓腹の脂ぎった裸で登場。
けど、親父はその場面だけで、ヴァンサン・カッセルが登場。
おかしい。「カルネ」の続編は「アレックス」なんていう題名では
なかったはずだし、ヴァンサン・カッセルが出てくるなんて
聞いてない。
若狭もヒドイ男だ。おすすめする時に、下のような流れで
話してくれてたら、映画の冒頭からこんなに悩まずに済んだ
のになー
若狭「アレックスっていうのが良くてね」
汗「ほほう、監督は?」
若狭「ギャスパー・ノエ。カルネの人な。」
汗「おう、カルネ。アニエスb.絶賛で一躍有名になったカルネの
監督ね」
若狭「そうそう、その続編のカノンのさらに後の作品なんよ」
汗「おう、それならカノン→アレックスの順で観たいもんよね」
多分、ギャスパー・ノエは聞いてたな。忘れてた俺が悪い。
もしかしたら「ちゃんとそこまで説明したわい!」って怒られる
かもしれへんな。笑ってごまかそ。
ほんで、映画の中身の方は、こういうと誤解されるかもしれん
けど、まさに若狭の好きなバイオレンス物です。
R-18どころか、マジで?ってなイチモツも数点登場します。
ヴァンサン・カッセルのモノも拝めます。正常時ですが。
ストーリーはどぉってことない、奥は浅い話。
ただ、映像と音の使い方はすごいぞ。
クレーンを駆使したキテレツなアングルは目が回るし、
全体に紅にそまる映像はこの監督の醍醐味だと思うし、
音はダフト・パンクのトマ。ブォーンブォーン悪い夢の素やで。
ってことで、「カノン」をみなくちゃならん。
ホントに親父は娘とやったのか、確認しなくては。
さて、次回予告
「ゲート・トゥ・ヘヴン」ファイト・ヘルマー監督(「ツバル」の人ね)
◆◇◆
posted at 11:31:10 on 2005-04-12
by
aseda -
Category:
具日記
Comments
言うた、言うた。
アニエスb.の財布を自慢げにちらつかせながら。
晩餐は元々「ドーベルマン」で知ってんけど実はこの映画観終わってから出てることに気付きまして、あーあーってなんか感慨にふけりました。
いやいや、バイオレンスより恋。恋。
えぇ~~(Boo印具やわ)
ピエール(ダサい方やけど殺しちゃう方。
それも誤認殺人)の恋?それ以外は却下やでぇ。
ってか、恋場面なんかなかったやん。
親分も恋下手やからのぉー(笑)
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アニエスb.の財布を自慢げにちらつかせながら。
晩餐は元々「ドーベルマン」で知ってんけど実はこの映画観終わってから出てることに気付きまして、あーあーってなんか感慨にふけりました。
いやいや、バイオレンスより恋。恋。