東京は第2の故郷だと思ってる。
就職してからも含めて3年ぽっちの滞在期間だったけれど、
気に入った場所は、多かった。
西麻布YELLOWとか、近所の豆の木っていう洋食屋とか。
なかでも、東京を訪れた当時から一番気に入っていた、
初台の
ICCが、なくなってしまうかもしれない。SNSの同名コミュニティで知った。
なんというか、自分の新しい路線を形成するのに
なくてはならなかった施設だけど、
経営するNTTの財政難から、何年か前に規模縮小を
余儀なくされたり。
ホンマに、世界の様々なメディアアートを体感させてくれた。
ICC玄関ホールに上がるためのエスカレータでは、
向いのタケミツメモリアルに群がる人々を見ながらも、
今日はどんな作品と出会えるかと、いつもワクワク。
しかし、自己中な考えかもしれんが、政府もあーいう所にこそ、
もう少し金をつぎ込んでもいいんじゃないかと、思うわ。
それこそ、有名美術館にゴッホ、とか、うんざりする。
もちろん、ゴッホに対してじゃなく、
おばちゃんの大群が押し寄せ、
ギュウギュウ状態で化粧臭い中、
あれやこれやと大声で作品批評しながらウネり歩く様に、だ。
おばちゃんを鑑賞し、
おばちゃんのセミナーを聞き、
おばちゃんの雰囲気に包まれて、
美術館を後にする自分に、だ。
夏休みには、最後になるかもしれないICC訪問を計画しよう◆◇◆